営業で結果が出ないときに私が考えたこと！自分でできることにも限界がある。24歳男性の話。

私は当時24歳の男で自社テレビ番組の営業をしていました。
仕事内容は、自社で持っている、企業紹介の番組（有料）に出て頂ける企業へ向けての営業です。主に広告や求人媒体を通して売り込み先企業をリストアップし、片っ端から電話をかけてアポイントを取る作業がほとんどでした。アポイントが取れたら、自ら資料を持ってプレゼンに行くといった内容です。

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INDEX

1 自社テレビ番組の営業のノルマの内容
2 私はあまりに売れなく退職しようと思いました。
3 結局自分でできることの限界を感じ退職しました。
4 営業でがんばっているのに結果が出ないあなたへ

自社テレビ番組の営業のノルマの内容

私の会社のノルマは無しという形式でした。しかし、実際週一回の放送があるので、その枠を埋める為には一人あたり月1枠か2枠分は売らないといけないような感じでした。それくらいなら少ないと思われるかもしれませんが、価格もそれなりな商品なので、そこまでバンバン売れるわけでもなく、また、ノルマが少ないからこそ、売れない時のプレッシャーは大きかったです。

私はノルマを達成するために、既存の片っ端から電話をかけるやり方を変えてみようと思いました。具体的には、企業のイベントや執念行事、繁忙期等をリサーチし、放送時期と照らし合わせてターゲティングを行いました。

ノルマが達成しなかった場合は、特にペナルティであったり、扱いが悪くなるということはありませんでした。ただし、小さい会社で営業担当も片手で数える程しかいなかったので、売れない時のプレッシャーは大きかったです。周りの方々は、色々アドバイスや励ましをくれたのですが、逆にそれがプレッシャーでした。他にもノルマ無しを謳った求人情報を出している企業は多くあると思いますが、必ずしもノルマが無いことがやりやすいという事は無いと思います。

私のノルマの達成状況は、半年在籍して番組1枠分しか売ることができなかったので、実質ほとんど達成できていませんでした。ノルマ無しを謳っている会社でしたので、また、私がまだ若かったこともあり、期待から給料が少なくなることはありませんでした。

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私はあまりに売れなく退職しようと思いました。

ノルマが辛くて辞めようと思った具体的なことは、5ヶ月ほど全く売れない状況が続いたことです。高額な商品なので、月に番組1枠分くらい売れれば良いという感覚で、入社当初はかなり楽観視していました。しかし、売れない時期が2ヶ月続いた頃に、「おや？」と思い始め、そこから自分なりに試行錯誤を重ねて様々なアプローチ方法を実践しましたが、何をやっても成果は出ず、最終的には何もアイデアが浮かばなくなってしまい、諦めてしまいました。

ノルマについては、無しと謳っていながら、現実問題営業をしていてそんなことはあり得ないのだなと感じました。正直、当時の状況では月に番組一枠分も売れる気は全くしませんでした。その理由として、まず自社の番組に対する分析が全く行われていなかった事が大きかったと思います。お客さんはやはり、コストに対する効果を期待するわけで、それをプレゼンの場で伝えられないというのは歯がゆかったです。何度か、詳しい広告効果の分析をお願いしたのですが、「そんな時間があるならテレアポしよう」の一点張りでした。

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結局自分でできることの限界を感じ退職しました。

私が何度お願いしても、自社テレビ番組の広告効果の測定・分析を行ってくれなかったことと、自分で実践できる施策が思いつかなくなったことが辞めた理由です。もう、打つ手が無いなと思い、売れる期待が持てなくなりました。

その後退職してすぐに、未経験可のシステム開発の会社に転職し、今もそこで働いています。営業に比べて、話を盛らなくていいですし、なによりやった分だけ形になる仕事なのでやりがいもあります。後悔は全くしていません。むしろ、初めからこの職に就けば良かったと思っています。私の考えは、極端ですが、営業なんて無くなればいいのにと思っています。必要以上に売るのではなく、必要としている人に良いものを必要としている分だけ自然に流通していくことが理想だと思います。

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営業でがんばっているのに結果が出ないあなたへ

今まで手を抜かずやってきて、それでも結果が出ていないのなら、そんな職場はさっさと抜けるべきです。会社にしがみつくのではなく、自らの考えで、自らの人生を良くしていくことにエネルギーを使いましょう。会社に期待するのでなく、自分ができることをやっていきましょう。会社や周りの人間を変えるより、自分が変わったり、場所を変えたりするほうがはるかに効率的ですし、何より状況がぐっと良くなると思います。是非、動いてみてください。