私は当時、26歳で女性ながら、照明器具の営業をしていました。
仕事内容としては、新しくできる事務所や店舗で、どのような照明を使ってどんな雰囲気にするのか提案する仕事をしていました。
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私が照明器具の営業を退職しようと思った理由
わたしが辞めたいと思った一番の理由は人間関係の悪さです。
わたしが所属していた部署は人数がとても少なく、5人で仕事を回していました。
年齢的には比較的若めで、わたしが最年少でしたが他のみなさんもほとんどが30代でした。
普段は個人で仕事をすすめることが多いのですが、たまに大きなプロジェクトがあると数人で取り組むことがありました。
その時期になると、普段あまりコミュニケーションをとらないぶん、自分と仕事の進め方が違ったり、考え方が違ったりするだけでイライラしているのがわかりました。
わたしはまだ自分のやり方が確立していなかったのでそのような感情にはならなかったのですが、お互いの愚痴を聞かされるのはあまり気分が良いものではなかったです。
とにかく陰口が多く、女子中学生のようにグループを作りたがったり、仲間はずれにしたがったり、と20代のわたしから見てもこどもっぽかったです。
仕事一筋な方が多い分、生活のほとんどが職場な方々だったので、それくらいしか話すことないのだろうな〜と思っていましたが、趣味が多く、どちらかというとワークライフバランスをとても大切にしたいわたしにとっては｢そうなんですね〜大変ですね〜｣と話を合わせることしかできませんでした。
また、仕事一筋な人が多い分、とにかく残業が多く、残業するのが当たり前！みたいな悪い風潮がありました。
わたしは仕事終わりに飲みに行ったり、ジムに通ったり、と予定をガンガン入れたいタイプだったので、毎日毎日｢お先に失礼します……｣とコソコソと帰るのがつらかったです。
もちろん｢え？今日も早く帰るの？ひまなの？ひまならこの仕事やってよ｣と言われることも多く、帰れないこともありました。
こっちはどうにか早い時間に帰ろうと朝早く来たり、無駄な作業をしないようにコツコツと仕事をすすめていたのに、なんで1時間おきにタバコ休憩行く人の残業手伝ってるんだろう……と悲しくなることもありました。
仕事内容はやりがいのあるものも多かったのですが、他の部署の人が忙しくてできない！と言ってまわってくる雑用のような仕事も多く、その仕事ばかりこなしているときはさすがにしんどかったです。
また、わりとコツコツと作業をすすめることが多かったので、まわりの部署から暇だと思われやすく、｢これできるよね？お願いね。｣と軽い感じで頼まれたときはいらっとしました。
しかもそういう時に限ってわたしの仕事がつまっているとき。
頼まれた仕事が終わって、頼んだ人のところに持っていくととっくに帰ってるなんてこともありました。
私の周りの人たちは、とにかく陰口が大好きな人たちだったので、歓迎会、忘年会、送別会以外の飲み会には参加しないようにしました。
また、陰口を言っているときは同調もせず、否定もせずただ聞き流していました。わたしからはできるだけ陰口を引き出さないように趣味の話や休日の話をよくしていました。
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照明器具の営業を退職後について
わたしは他にやってみたい仕事があり、ちょうど前の仕事がいやになっていた時期に転職しない？と誘っていただくことがあり、それが決め手になりました。
おそらくこのお誘いがなかったらずるずると続けていたと思います。
前職とは全く異なる業界に転職しました。
転職したてのころはわからないことだらけだし、前職ほど休みがなかったのであれ？間違えたかな？と思うこともありましたが、約1年間働いてみて、転職してよかった！！と胸をはっていえます。
今の職場は多少裏で言うことはあっても、直接本人に注意することがほとんどで、やっぱり大人ってこうだよねと安心しました。
陰口がほとんどない分、職場の飲み会にも積極的に参加し、円満に働いています。
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職場の陰湿な人間関係で悩んでいるあなたへ
陰口が多い職場で悩んでいるみなさま。
｢そんなことで悩んでいるの？どこの職場もそんなもんだよ？｣って言われることもあるかと思います。
わたしは自分がなにか直接言われているわけではないんだから我慢しなよ、と言われることがありました。
でもわたしに他の人の愚痴を言ってる人なんて、ほぼ確実にほかの人にわたしの悪口言ってますよね。
そんなことを考えると胃が痛くなりました。
素敵な大人の人は陰口なんて言わないし、言おうとも思わないはずです。
是非そんな素敵な人に囲まれて仕事をしてください。
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