私は当時27歳の女で、銀行で個人向けの営業をしていました。
仕事内容としては、窓口に来られるお客様に対して、資産運用のご相談を受け、個々にあった商品を提供していました。また、窓口に来ることができない高齢者の方々に対しては、ご自宅にお邪魔して、相続等のご相談をお受けしていました。
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私が銀行の個人営業を辞めようと思った理由
何と言ってもノルマがキツかったです。ひと昔前は、口座開設のノルマしかなかったようですが、この時代ですから、投資信託や保険商品等、リスクの高い商品を売り、投資会社や保険会社から手数料をもらうことで、銀行の大きな収益としています。
与えられたノルマを達成することで、自分の成績やボーナスに反映してくるので、必死にノルマをこなしました。すると、次はまたプラスしてノルマが追加されます。ノルマをこなしては上乗せされ、年数が経つほどそのノルマは大きなものになっていきました。そして、毎月のように新しい金融商品を取り入れるため、毎日サービス残業をしては、勉強会を行っていました。
期末にはノルマが達成されていないと、自分で購入することもありましたし、家族や友人に頭を下げ、金融商品を買ってもらうことも常々ありました。
このノルマに追われる毎日が、一生続くことを考えたとき、身震いがしたことを覚えています。「まだノルマ達成してないのか」という上司の姿が夢にまで出てくるほど、当時は身体的にも精神的にも疲弊していたと思います。
絶対に辞めてやる、と思った出来事は、上司の一言にありました。
「俺の新入行員の時代は、こんなに大変じゃなかったな、今は大変だな、時代だからしょうがないな、頑張れよ」
上司からすれば、なんてことないこの一言が、私のピンと張り詰めていた何かが切れるきっかけとなったのです。
銀行員は高給取りでいいよね、安泰だよね、と友達に言われては、辛い思いをしました。実際20代のうちは、サービス残業を強いられ、土日はボランティアや休日出勤の現状。旅行に行くにも行き先の全てを支店全員に明らかにし、旅行中でも電話が頻繁にかかってきました。
ノルマをこなすために入った投資信託や株で毎月の手取り収入はスズメの涙ほどで、週に2?3回行われる接待や飲み会で、プライベートの時間等、ほとんどなかったように思います。
銀行は様変わりをしたように感じます。窓口でにこやかな行員さんに親切な対応を受ける、今まではこれで事足りていました。今は、お客様の通帳を見ては何か売れる商品がないか、子どもと来店されたお客様には学資保険を話して見る等、いつもギラギラとしていなくてはなりません。高齢者にリスクのある商品を販売したり、投資初心者に大きな額を投資させたり、とてもじゃないですが、入行前に意気込んだ「お客様のために働く」という目標は、到底クリアできないと感じたのです。
何度も退職の打診をして、その度に何度も断られていましたが、日々の心労が積み重なり、胃潰瘍や10円ハゲが出来てしまったこともあり、医者に診断書を書いていただき、ようやく5年目にして辞めることができました。
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結局体調を崩してしまい退職しました
もちろん、仕事と収入が一気に無くなる心配は大いにありましたが、最終的には体調を崩して病院通いになったことと、このまま仕事をしていくことで、何が得られるのか考えたとき、何も残らないと思い、退職を決めました。
その後、失業保険をいただきながら転職活動をして、ほとんど間を開けることなく、前々から興味のあった分野への転職が叶いました。
ノルマの無いのんびりした職場で、上司もとても温厚で仕事のできる人だったこともあり、ずいぶん体調も良くなりました。収入の面でも年間で100万円ほど上がりました。土日の出勤等もなくなり、プライベートの時間も確保できました。
何より、お客様のための仕事が出来ている喜びを感じております。
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銀行員が辛いと感じているあなたへ
自分のやりたかったこと、なりたかった自分について、もう一度考えてみてください。
もし、自分にとってお金とやりがいが1番重要と考える場合、銀行員はとても魅力的な仕事だと思います。様々な業種のお客様と触れ合ったり、人脈を広げることも可能です。失敗さえしなければ、どんどん年収はあがるでしょう。
対して私のように、のんびりとお客様のために働きたいと考えるのであれば、きっと他にいい仕事があると思います。一つの仕事を続けることは、とても大事なことです。しかし、様々な仕事をしてみることも、世界が広がって、悪くないです。何より今、私は銀行を辞めてとても幸せです。
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