私がエステティシャンを辞めたい理由!肉体労働だし苦労の連続です。34歳女性の体験談。

 

               
             

 

私は当時34歳の女性ででホテルスパのセラピストをしていました
仕事内容としては、お客様に対する、ボディまたはフェイシャルトリートメントの実施。受付業務。セラピストの育成。サロンマネージメントをしておりました。

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私がホテルスパのセラピストを退職した理由

31歳での転職で職につきました。
求人情報に賞与、退職金、年次昇給、無料トレーニングと謳ってありましたが、入社後3年経った頃、全く待遇が違うことにしびれを切らし、退職を決意しました。

まず、仕事内容の違いがありました。
セラピストとしての採用でしたが人数が足りないので受付業務も兼任し、さらに受付についてはスパサロンの受付だけでなく、経営者のもう一つのビジネスである会社の受付業務もさせられていました。

また受付担当者は社歴が長い方々だったためか、何故か社内で優遇されていることが多く、セラピストが自分たちの休憩時間や仕事の時間を削って受付を交代することが常でした。

そして給与が3年経っても全く上がらない。
私は大学卒業後、事務職として一般企業に勤めていた経験があるのですが、その時の初任給よりも安い額が三年間続きました。
ボーナスは一切ありません。

さらに交通費も一部自己負担だったちめ月に8000円は自分で払っていました。
仕事内容は特に夏場はダイエットメニューとしてかなりハードなマッサージを一日施術する日もあります。

かなりの肉体労働なのですが、受付担当がセラピストの休憩時間を取らずに予約を入れるため、ひどい時は朝9時から夜の8時位まで一切座って休む時間はありません。
もちろん食事する暇もないため、体力的に辛く、不規則な生活で免疫力が低下していきました。

仕事の過酷さに耐えられない新入社員は数ヶ月で辞めていきます。
技術者が常に不足しているため一人一人の負担が多くなりがちなのですが、スタッフ不足にはもう一つ理由がありました。

1番年長でマネージメント業務の多くを行なっている社員が、気に入らないと理由をつけて退職に追い込むこととです。
昇給を訴えたセラピストは技術がサロンの基準に満たないとの理由で辞めさせられ、家族の介護のため短時間勤務を要望した社員は一週間後、退社させられました。

更に酷いと思ったのは売り上げが悪いからこれ以上雇えないと、自己退職させられたスタッフがいたことです。
求人内容にノルマは一切ありませんと記載してあったのに。その子は前の職場で店長をしており、私から見てすごく仕事の出来る人でしたが、年長のスタッフからは気に入られず、そのような理由で退職に追い込まれました。

これらの一連の事を踏まえての退職となりました。
一つは収入面。
当時の収入では将来が不安すぎます。

そして健康面。
あれだけ過酷な勤務状況でも健康診断も2連休以上の休暇もありません。

そして最後は一緒に働く上司への不信感です。
外部のキャリアコンサルタントに相談しました。
また他のサロンで同じ職種の人の状況を知ろうと、インターネットでリサーチしたり求人サイトの会社の評判を見たりして、自分の会社や状況とギャップがないかどうか確かめました。 辞めた 決定的な理由は、前回来店時に施術者に対してセクハラまがいの行為をした男性客へのトリートメントに入らされたことです。

カルテには今後予約は取らないとあったのに、月末で売り上げが必要だからと言われ当日予約をとられました。
再就職活動は難航した場面もありましたが、まずは生活リズムが規則正しくなり身体の調子が良くなったことにそれだけでも満足しています。

私の場合は元々、家族を含めた周りの近しい人達から早く辞めた方がいいと散々言われ続けた後だったため、皆が私の退職に対して祝福モードでした。

会社の人間の中には手のひらを返したように態度が変わって、退職するまでの日々、嫌味を言われたりパワハラまがいの扱いをされたこともありましたが、だからこそ後悔は一切ありません。

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辞める時に自分が持っていたビジョンとからすらかけ離れた生活になりました。
勇気を持って一歩踏み出してみたら思いもよらない幸運が重なって今に至ります。

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