エステ店での売上ノルマがきつい！転職して本当に正解でした。24歳女性の話。

私は当時24歳の女で、異業種からの転職でエステティシャンとして働きました。
仕事内容としては、来店されたお客様にカウンセリングした後に技術的なケアを行ないます。さらにその後じっくりとマンツーマンでカウンセリング。自社で取り扱っているお化粧品の販売または施術のコース契約(ローン)を獲得する営業をしました。

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INDEX

1 私のエステの会社のノルマの内容
2 私がそのエステ店を辞めようと思った理由
3 自分の夢の職業に就いたのに辛いあなたへ

私のエステの会社のノルマの内容

わたしの会社のノルマは店舗ごとにいくらと決めているので個人ノルマはないと聞いていましたが、実際は個人ノルマがある様なものでした。お客様のお手入れ後のカウンセリングが重要でお化粧品またはコースの契約がとれるまでお客様を店から一歩も出さないとい圧力がありました。もしその場で獲得できなかった場合、月末清算で不足分を自ら自社で扱っている化粧品を購入しなくてはいけませんでした。

わたしはノルマを達成するために契約に繋げるためのカウンセリングに力をいれることはしませんでした。なぜならば良心が痛むからです。
もちろん先輩方に目をつけられましたが、それよりも満足してもらうのに力を入れようと、施術に、より一層磨きをかけ心を込めてお手入れしました。

ノルマが達成しなかった場合は、月末に清算し不足分を、自社で取り扱っている化粧品やサプリメントなどの商品の購入をさせられました。
お化粧品は高額であり成分も申し分のない良品なのですが、正直わたしの肌には全くあわず、エステティシャンというお客様に憧れを抱いてもらうべき立場なのに、ストレスと相まって醜い肌になっていました。お給料もいくら深夜に仕事を終えようが手当はつくことはなく固定給で16万でした。今となればありえません。

わたしのノルマ達成状況はわたし自身が無理やり契約を取りたくないという気持ちがおおきくてノルマ達成というより顧客がどのスタッフよりも増えました。やはりスタッフの出入りが激しく入社して間も無く辞めていく子が多かったのが実情です。

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私がそのエステ店を辞めようと思った理由

私が辞めようと思った具体的なことは、誰がどうみてもブラック会社であり己を滅ぼすと思ったからです。
夢のため異業種からの転職になりましたから、エステティシャンが、どのように働いているかもよくわかっていなかったのでしょう。エステティシャンになるならこの環境が当たり前なんだと思い込むようにしていました。が、みるみる痩せてボロボロになっていく様を見ていた母親が教えてくれました。異常だということを。勿論離職率が高い職場ですので辞めるまで半年以上の月日が必要でした。

ノルマについて、今となればとても悪質な会社だったと自負しています。無いと言っていたノルマを圧力で作り上げている裏でオーナーの私利私欲が必ず隠れていると、思っています。わたしは自分の夢や生活のために働くというのに何故オーナーのために身を粉にして働かなくてはいけないのでしょうか。それに従う社員達もどこかおかしいと思います。あんなに毎日毎日辛かったことはありません。人間がだめになると思い辞めました。ノルマがある仕事は内容をちゃんとみてからではなくては、いけないとおもいます。

明らかにおかしな会社で家族経営の元存在するので、他人の従業員達には手当や昇給そのたなにもなく酷いものでした。夢の為にと思いエステサロンで勤めましたが夢の為といってもあまりにも酷い管理体制でしたので身を滅ぼす前に足を洗おうと思い辞めました。

辞めた後、あの月日があったから今もエステティシャンとしてやれてるのかなと思える様になってきました。
今の会社は調べに調べあげたということもありますが、頑張りをしっかり見て反映してくださいますし、理不尽な要求をしないのでなんとかできてます。女の世界ですので、何かと大変ですがあの頃よりも遥かにましです。辞めたことは後悔していません。むしろこのご時世、あの様なブラック会社がまだ存続してるのかなと不快感を抱きます。

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自分の夢の職業に就いたのに辛いあなたへ

夢だからって信じていいことと悪いことくらい気づかなくてはいけません。私利私欲の為に動く会社にいては自分の心がすり減っていくだけです。そんな事してる時間があるならもっと勉強になる職場を、探し少しでも成長するべきです。従業員だからってなんでものみこむのは良くない。間違ってることは間違っているとちゃんと示すべき。それでもわからない脳内が腐った会社はこちらから見切りをつけるべきです。我慢する必要はありません。より良い自分になるためです。