私は当時22歳の女で、生命保険の法人営業をしていました。
仕事内容としては、担当になった法人に勤めている人々に対して、その法人の団体保険割引や給与形態をみながら生命保険プランを提案していました。
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私が保険会社の法人営業を退職しようと思った理由
古く、軍隊的で年功序列を重んじる社風に嫌気がさしたことが辞めたいと思った一番の理由です。入社したのは、日本を代表する誰もが知っている大企業でした。会社が保有する総資産は莫大で、我々社員に対する教育システムもしっかりと整っており、会社の規模の大きさ、歴史のある安定感をひしひしと感じました。
嫌気がさしたのは、配属されてからです。仕事ですので、出来る限りの力を使って仕事に取り組むのは当たり前です。私も、一社会人として、一人の人間として、会社への貢献と自己の成長につながる取り組みを目指して精一杯仕事に取り組みました。その中でぶつかった壁が、年功序列のシステムです。年功序列のシステムが古くから根強くあるため、正直会社に居座ってさえいれば、一定の職まで昇進する事ができます。
いい事に聞こえるという人も居るかもしれませんが、私にとってはそれが様々な問題を引き起こさせました。まず、上司です。私の上司は、いわゆる長年会社に居座って上司にヘコヘコすることで、それなりの職についたひとでした。そうやって管理する側の立場になった人の管理下についた私は、それはもう地獄でした。
まず、身だしなみが整っていない。しょっちゅう体調を崩す。自分の仕事の管理がまるでできていない。もちろんこんな人が、仕事が出来る人であるとはお世辞でも言えませんでした。配属当初、右も左も分からない私はこの上司だけを頼りに仕事に励んでいました。しかし、実際に法人営業の場にいくと、何もせず、私のことを後ろからついて見ているだけでした。会社で、仕事内容に付いて相談をしても、「こう思うんだけど、どう思う?」と言われ、何故か逆に質問を受けて終わるという始末でした。
とにかく、こうした方がよい、こうするべきだ、という道しるべを一切与えてくれない上司でした。なぜなら、自分に、そう言えるだけの実績とそれに伴う自信が無いからです。唯一、真っ当に怒られた事は、マナーについてくらいです。上司に嫌気がさしているのだから、敬う態度をとるわけもありませんでしたが、「私は怒らないけど、こういう時は、自分が先にいくんだよ」と偉そうに指導してきました。
そんなの分かっているし、敬意がないからそうしないのに、本当に無神経で鈍感な人間だと思い、指導される度に嫌気がさしていきました。そうして、私は、なぜこんな人が私たちを管理する側を地位まで昇進しているのか、なぜもっと優秀な若手の先輩を早めに昇進させないのか、と不満を感じるようになりました。上司が嫌というよりも、そうさせている会社のシステム、そしてそんなシステムの中にいる自分のことも嫌になりました。今思えば、なかなか辞める事を許してくれなかったあの会社を辞める事ができて、本当に良かったし、大企業と言うレッテルの効用の狭さ、実質的無意味さを改めて感じる事ができました。
とにかく先の事を考えて今出来る事をするようにしました。なんやかんやズルズルと会社にいてしまうのが人間の心理です。なぜなら会社を辞めるのはとても労力が要るからです。しかし、自分の人生、この先もずっとこれではいけない。と奮い立たせ、不安を行動に変換します。何がやりたい、そのために今何をするべきかと考えます。それをこなすのみです。状況に対する不満や愚痴は同期とお酒で適当に流しました。このことで精神を不安定にさせるのも、もうばかばかしいと思ったので。
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結局転職先を決めたので退職しました
単純に、次のステージが決まったので辞める事にしました。逆に言うと、次のステージが決められていなかったら、私はもう一年会社に居たかもしれません。ただ、前進したい気持ちがもともと強い人間ですので、次に進む努力を怠りませんでした。もちろん仕事の内容は好きでしたので、最後まで自己の成長をめざして励みました。
次の環境で働いています。後悔はありませんが、世間的にいうと大企業に務めたキャリアを投げ捨てて、無謀な道へ進んでいると言う姿になっていることも多少自覚しています。それでも、そう思われないように努力していますし、無意味なレッテルを投げ捨てた方が、良い緊張感があって、人生がシャンとして楽しいです。
しかし、未だに、仲のよい同期とはよく会っていますが、会社の中で立派に勤め成果を残す同期をとても誇らしく思っています。それぞれの環境で自己の要求に目標にコミットできるのであれば、それはたとえ自分が苦手だった環境であっても、素晴らしいと思えるのです。
大企業の組織に対して不満があるあなたへ
まず、深呼吸をして。何が嫌なのかを考えましょう。それに対して、出来る限りポジティブな捉え方に変換しましょう。私の場合、上司が仕事が全然出来ない人で仕事が上達せず辛かったです。しかし、こう変換しました。自分で模索して何でも試せる環境がある。失敗は上司が責任をとってくれる。自分で模索して発見した物は、元からある物より何倍も強力な武器となる。こうして仕事が続けられるようであれば、続けていくのもいいと思います。どんなに環境を変えても、少しの不満はうまれてくるものです。だったら一つの環境で、経歴の長さという時間だけが作り上げてくれる努力不要の説得力を育てていった方がよいかもしれません。では、辞めた方がいいのはいつか、それは自分の信念と会話をして、行動のビジョンが見えたらです。応援しています。
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