私は当時３６歳の男で小売りの店頭営業をしていました。
仕事内容としては、コンタクトレンズを買いに来たお客さんに対して、希望を聞き眼科についていき実際に検査をしてコンタクトを販売する仕事です。
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コンタクトレンズ販売員のノルマの内容
個人別のノルマ昔はありましたが、今ははありません。
店舗には本部より月毎のノルマが非常に厳しく課せられておりました。
それを日割りで取り組んでいく為所属店舗のノルマは到底実現不可能な数字になる事も多かったです。
ノルマに対しては、現場を見ないで本部の運営の方々が電卓と一方的に設定した成長目標に合わせて作られた数字なため数字に対して非常に不信感を持ち続けていました。
ノルマが未達成になったとしても個人的なマイナスは無かったです。
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私がコンタクトレンズの販売員を退職しようと思った理由
コンタクトレンズを販売するに当たっては、「眼科の中で検査をしてはならない」と入社直後に言われておりましたが、実際の研修では最初に眼科の検査の仕方を覚えさせられる研修だったため非常に不信感を覚えました。
その後は給与の高さで自分を無理やり納得させていましたが、独身と云う理由で全国各地を移動させられることになり、社内平均の倍近くの13回も異動させられる事もあり会社に愛想が尽きてしまいました。
「ノルマを達成すれば、移動する回数も減るよ」と、言われたのでノルマを3期ほど達成させましたが異動は減る事も無く、むしろより遠方に飛ばされる事が増えました。
また、同時期にノルマ未達成の方が何故か昇進する事になり数字を挙げた自分は昇進する事もなく給料も増えず、見事に上司に踊らさせられてだけでした。
その後も異動先では「人材の墓場にようこそ」や「ここから出ていくには辞めるしかないかもね」や「なんで勝手に休憩取ってるんですか。休憩なんか取らないで下さい」といった、暴言を浴びせられる事も多くなり心身共に参っていってしまいました。
あとは、会社自体がアルバイトを多く採用する傾向にありアルバイトが急に休まざるを得なくなった際には、私の休みを潰してシフトの穴を埋めていたことも多くあります。
あまりにも社員に多くの負担を押し付けてくる会社でしたので勤退記録や特定の個人を貶めるようなメールの数々を社外監視役に送り付けた事もありましたが。その対象者は懲戒解雇にならず遠方に異動させられるだけで終わってしまいました。
その社内の懲罰の緩さに諸々を諦めてしまったので、退職を決意し転職活動を始め無事に転職することが出来ました。
給料が高いからと云って、特定の個人ばかりに負担を押し付ける会社に愛想が尽きてしまった事が辞めたいという理由の最大の動機です。
退職直前に待遇の改善も言われましたが給料の上乗せだけでしたので話にならないと断った覚えもあります。
お金だけで解決しようとした会社には愛想が尽きます。
会社自体には何も期待していなかったので、自分で店舗の稼働データを集め外部サーバに隔離したうえで元データを社外監視役に送り付けて業務の適正化をする様に依頼した事があります。
しかし、会社の上層部に改善をする様に伝えましたとだけ返信が来て以来、何も変わりませんでした。
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結局うつ病を発症し退職を決意しました。
余りの業務の多さと休憩が取れない状況が続いたため、うつ病を発症しかけてしまい自殺未遂を考える事が増えたため医者に相談した所、元を絶たないといずれ自殺すると診断されたため会社を辞める事が一番の薬と判断し辞めました。
退職後は、しばらく何をすればいいのかわからない焦燥感に追われる事もありましたが実際に転職活動をしていく上で徐々に開放感が広がっていき、うつ病も改善しました。
また、今まで周りの風景を見ても何も思わなかったのですが退職後は四季の移り変わりに感動したりすることが出来るようになり精神的な余裕も得る事が出来ました。
会社を辞めた後に当時を振り返ると如何に劣悪な環境で仕事いたのか思い知りますしマインドコントロールされていたんだなと思う事もある次第です。
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今の仕事が辛いと悩んでいるあなたへ
もし今までを読んで私と同じ境遇なのであれば、先ずは「逃げなさい。自分以上に何も大切な物は無いし、自分を犠牲にしても何も得る物は無いよ。」と、言ってあげたいです。
仕事はチームでやるものです。
あなた一人が踏ん張って回すものでは決してありません。
あなた人が辞めたところで会社は何もダメージを追わないのだから自分を第一に考えて逃げる事が大事です。
逃げる事は悪でもないし、死ぬ事が正義でもないのだから軽い気持ちで転職活動をお勧めします。
経験を高く買ってくれる企業が待ってます。
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