私は当時36歳の女性で大手外資系IT企業の営業部門で営業管理スタッフをしていました。
仕事内容としては、営業部門の専務執行役員をサポートする営業管理スタッフとして、その営業部門の売上予測、実績管理、案件進捗管理、顧客別の傾向分析とそれに対するアクションプランの提示、各種会議体の運営、社内レビュー資料の作成やレビューの同席といった支援を行っていました。当時サポートしていた執行役員はアメリカ人だったので、これらの業務は主に英語で実施していました。
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私が大手外資系IT企業を退職しようと思った理由
外資系の大企業だったので完全能力主義の世界かと思いきや、内情は完全に年功序列な会社でした。
あまり手の動かない団塊の世代がのさばっていて高給なのに役に立たない一方、会社の業績不振から若手世代は昇給・昇進を凍結され、福利厚生は改悪されいく状況の中で上の世代の分までカバーすべく働かされる状況が割りに合わない、と不満が募っていきました。
10年上の先輩は自分の仕事の半分程度しか出来ないのに対し、お給料は自分の2倍近くもらっており理不尽な思いを抱えていました。
一方で、業績が悪化するとすぐに社内でリストラが始まり、特に社内系スタッフはよりコストの安い中国人やインド人のリモートサポートに切り替えて、配置変えの対象とするなど、長期的なキャリアを描きにくく、長く勤めるには不向きな会社だと判断して転職に至りました。
とはいえ、週1回の在宅ワークが可能など、育児をしながら働く女性にとっては優しい一面もありましたが、毎年の組織変更があまりにも激しく、来年自分がどこに所属しているのか、なんの仕事をしているのか、どのような勤務状態になっているのかが全く見えない状況は非常にストレスでした。
転職を決意した決定的な出来事としては、上司との中間面談の際に、「今の組織は来年になったらスタッフを1/3に減らすので、うちの部署以外でも活躍出来る人材は早めに外に出したい。外に出せないような人材が結果的にはうちに残ることになると思う」と言われたことです。
私自身はそのときの仕事に誇りと自信を持って取り組んでおり、今後もその仕事でキャリアを築いていきたいと考えていたのですが、出来ない人間がそこにとどまることを許され、能力的に優れている方がキャリアを無視して駒のように扱われることに納得が出来ませんでした。
もちろん違うキャリアを改めて目指すという道もあるのだと思いますが、能力のある方が選択権がないという会社の状況に失望を感じました。
また、減給に対しては明確に定めているにも関わらず(評価で一定基準以下を取ると15%減)昇給については極めて曖昧であり、昇給・昇進については長らく凍結されるなど、頑張ってもそれ相応の対価が得られないような状況にも納得が出来ませんでした。
このような状況から若手の流出も激しく、出来る同僚がどんどん転職していくような状況でモチベーションの低下も甚だしく、定年までこの会社で頑張ってキャリアを築きたい、と思えなくなってしまいました。
そのような状況でしたが、改善するために、直属の上司、更にその上の上司に現状に対して抱えている不満(待遇面、能力面で感じる理不尽さ、将来的なキャリア等)を直談判しましたが、結局のところ、大企業ゆえグローバルからの方針に逆らえず上司ではどうにも出来ない状況でした。
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退職を決めた決定打は、、、
上司との面談で、「今の組織は来年になったらスタッフを1/3に減らすので、うちの部署以外でも活躍出来る人材は早めに外に出したい。外に出せないような人材が結果的にはうちに残ることになると思う」と言われ、その方針にも納得が出来なかったし、こんなあやふやで先の見えない会社にいるよりももっと長期的にじっくりキャリアが積める安定したところに転職しようと決意したからです。
辞めようと決断するきっかけとなった面談のすぐ後に転職サイトで自分の望む条件に合う職場を見つけ、その職場一本に絞って中途採用試験を受けました。
中途半端な転職はしたくなかったので、その採用試験がダメだったら今の職場で頑張り続ける道を探そうと決めていましたが、結果として採用に至り希望の職場に転職出来ました。
36歳子持ちで全くの未経験分野に総合職として転職したので最初は四苦八苦しましたが、同じワーキングマザーの方も多い職場で半年経った今ではとても楽しく安定した気持ちで仕事出来ています。
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今の職場が不安定で悩んでいるあなたへ
とにかくやるだけやってみることをオススメします。
ダメだったならそれはご縁がなかっただけのことであり、特に女性の方は年齢が1年進むごとに選べる範囲もどんどん狭まってきます。
選択肢が出来るだけ多いうちに、経験として是非チャレンジしていただきたいし、きっと頑張った分だけ新しい道が開けるので、転職出来ても出来なくてもそれが良い財産と経験になると思います。
まずはとにかく実行してみること是非オススメしたいです。
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