私は当時22歳で、新卒でメガネ屋の販売員として働き始めました。
仕事内容としては、顧客様に対して、メガネ、コンタクトレンズなどのアイウェア、補聴器などの販売をする仕事です。。
店舗近郊の居住区にチラシをいれるポスティングなども行なっていました。
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新卒の私がメガネの販売員を辞めた理由
就職活動が辛く、内定が出た企業に就職したため、初めから会社へ興味や関心は一切ありませんでした。
入社当初は同期との研修会ばかりで、体育会系の宿泊研修でしたが共に頑張れる仲間がいたので順調にこなすことができました
。同期はみないい人達で心強かったのですが、ひとりずつの配属先の店舗での勤務が始まると本当に地獄でした。
配属先の店舗は、田舎の小さな店舗で、店長と2人の社員と自分の4人でした。
入社数年の先輩社員が教育係としてつくのですが、その方はいまでも忘れられないほど、ハズレでした。
教育係になるには、社内のテストに合格する必要があり、そのテストに合格して初めて教育係になった張り切り型の男性が、わたしの教育係でした。
初日から、可愛い子でラッキーだなと言われたり、許可なく下の名前をもじったニックネームで呼ばれ、『(ニックネーム)を同期の中で一番にしてあげるから!』と言われ、本当に引きました。
とは言え、新入社員だったので、真面目な性格なわたしは、朝は30分早く出社し店舗の清掃をしたり、詰め込み型の教え方にも嫌な顔せず頑張っていたと思います。
しかし、教育係がつきっきりで指導をするという中で、休憩中にコンビニにお昼ごはんを買いに行くのも一緒、夜の15分だけの休憩も一緒にバックヤードの狭いところに一緒にいなければならないという苦痛に悩まされました。
とにかく張り切っていて、わたしの緊張を解くためか、『俺と店長が鼻毛出てたら言ってね〜』と言われた翌日、実際に鼻毛が出てて、本当に引きました。
今思えば、これが決定打だったのかもしれません。
朝7時から夜10時近くまで働いている中、わたしが失敗をしてしまい、店長に怒られることがありました。
その言い方が当時のわたしにはとても辛く、泣いてはいけないと思ったけれど、悔しくてついバックヤードで泣いてしまいました。
それが勤務終了時刻だったのですが、店長は教育係にわたしをどうにかするようにと、声をかけて帰宅し、店舗で教育係とふたりきりになり、すぐにでも帰りたかったのに、教育係が俺の新人時代もこんなことあったよ、と語り始め、帰りたかったのに、1時間帰れませんでした。
この日を境に体調を崩し、2度と店舗に行くことはありませんでした。
退社の意向を伝え、人事などから配属店舗の変更や色々な打診がありましたが、なびくことなく辞めました。
退社の意向を聞いて、教育係から電話が何度もありましたが、電話に出たら、おまえのせいだよ!と、言ってしまいそうだったので出ませんでした。
きっと、辛抱がなく、呆れられるかもしれませんが、わたしは辞めたことを後悔したことは一度もないし、本当にいい選択をしたと思っています。
あの頃のわたしの潔さを褒めてあげたいです。
辞めないためにあれこれ考えましたが、その当時のわたしには、辞めることが改善策であり、最善策だったので、すぐに人事課へ連絡し、退社の手続きを踏みました。
店舗近くのコーヒーショップで辞めないように説得されたときに飲んだココアがまずかったのを覚えています。
その後、その方と私物を取りに店舗に行きましたが、教育係とは目も合わせず出たのを覚えています。
辞めた理由は色々ありますが、これ以上わたしの一度きりの人生において、不快な人間と同じ空気を吸って、自身にストレスを与えるくらいなら、できる限り早く離れるのが最善策と思い、辞めました。
両親もわたしの味方をしてくれたのは、大きかったです。
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退職後について
その後はパートで販売の仕事をし、売り上げがよかったので社員登用していただき、その会社にそのまま就職しました。
働く上で、人間関係は本当に重要だと思います。
同じ仕事でも、一緒に働く人のために頑張れることってあると思います。
サービス業は、理不尽な顧客がいたりと大変でしたが、心地よい人間関係の中でストレスを溜め過ぎずに働くことができました。
現在はまた別の仕事をしていますが、少し嫌なことがあっても、あの頃よりマシだと辛抱強くなりました。
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新卒で職場の人間関係に悩んでいるあなたへ
我慢せず、すぐにでも辞めたほうがいいと思います。
責任感がない、就職難だ、辞めたとしても色々悩むことが多いと思います。
でも、必ずなんとかなります。
なんとかなるし、なんとかできる力があなたにはあります。
じゃあ、今のままなんとか頑張れるのか?相手がいることは難しいです。
その人は変わりません。
あなたが変わるしかありません。
自分を変えて我慢をするくらいなら、自分のままでいられるうちに、やめてください。
なんとかなります。
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