品質保証の仕事がつらい！スキル上がらないし将来性もないので辞めました。21歳女性の体験談。

私は当時21歳の女で繊維業界で品質保証の分析事務の仕事をしていました
仕事内容としては、内部で作成したもののデータを取り、外部の商社に配送するために成績表を作成したり物流に依頼したりする仕事です。

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INDEX

1 私が品質保証の分析事務の仕事を退職した理由
2 自分の中で、退職の意思を固めてからは早かったです。
3 今の職場に絶望を感じているあなたへ

私が品質保証の分析事務の仕事を退職した理由

私がこの仕事を退職した理由は、元々事務希望で入社したのに私だけ分析メインの仕事になったことです。

他に入社した女子は4人で、どうやら成績は一番私がよかったらしいのですが、分析は希望していませんでした。

また、仕事を教える立場の女性がすごくゆるい人で仕事を教えてくれなかったことです。
説明が下手というか感覚言葉で話すタイプでした。
あとは、品質保証の仕事をしているのに出荷があるからと不合格品のデータを改ざんして出荷させられることです。

最後の一押しは、辞めたいと上司に相談したら「俺も愛人が欲しい」などと言い始め手を握られたりしたことです。

ワードやエクセルメインで仕事をしたい希望がありました。
しかし、分析のためにパチンコ以上の騒音のする現場に毎日二回30-40キロのサンプルを取りに行って、大型の機械でプレート（透明な板を作り異物確認するもの）を作っているときに、希望もしていない仕事でスキルも上がらない、他でも使えない仕事をこのまま何十年も続けていって私は何になるのだろうかという虚無感に襲われました。

仕事を教えてくれないなら自分で学んでやる精神だったので指導すべき女性については好きになれない程度で付き合いを控えていたのですが、ある時データを間違えてしまったときに言っても無駄だからと言われました。

教えてくれない、訊いてもそれだけしか言わないくせに（説明と呼べるものではない）この人頭がおかしいんじゃないかと疑いました。
品質保証なのにデータを改ざん指示されるの件では、上司が大丈夫だと思った範囲で指示してるから大丈夫と言い切られました。
アウト品をセーフとして信頼ある商社に出荷する時点で大丈夫も何もないだろうと、保管コストや流通コストを考えない若輩者はその時に思いました。

辞めたいと相談し始めて、上司に説得されました。
その後、直属ではないが課長とすごく仲のいい上の人がその件で話があるというので居酒屋で話すことになりました。

最初は仕事を辞める辞めないの話だったと思います。
お酒も入ってある程度時間も経った頃合に、愛人が欲しいなどといい始めました。
その人は仲のいい女性がいたので、その人がいるじゃないですかとかわし、向かい机で心底よかったと思いましたが、手をつかんですりすりしてきました。

それまでの相談内容はそこですべて吹き飛び、辞めることを決心しました。
なお後日、奢ってやったのにと吹聴しておりましたが、仕事を辞める云々で弱っていたためほぼ飲みも食べもせず、だいたいの金額はあなたが飲み食いしたものだと憤慨したものです。

私が悪い事になっていましたが、その上の人の顔も見たくなかったです。
職場の統合が行われて、他の部署の人と仲良くなり人間関係は今でも続いているくらい仲のいい人ができました。
あと、手取りが11万切っていたり、寮では2万円ですべて光熱費等も出してもらえる、寮を出た後も家賃の金額半分をもらえるのに、私の家賃手当ては七千円でした。
そしてボーナスも平均2ヶ月といった場合一番上は5ヶ月とかで下のほうはそれ以下だとか、業績が悪いからボーナス0.5ヶ月三年やるからとか、労働組合の人に相談したらお金がないならバイトすれば言いといわれたこととか、休日手当がつかないこととか、定時が過ぎてからやらなきゃいけない仕事を持ってくるのに残業代がつかないこととか不満はたくさんあります。

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自分の中で、退職の意思を固めてからは早かったです。

エクセルワードを自分のPCに導入しました。
その後ハローワークのことを調べて補助が出る期間や金額を確認し、車のローン完済を早め、自分の貯金額を確認して、引継ぎのための手順書をこまごまと作り、退職の意思を示しました。

辞めようと思い始めたあたりで新しい子が入社してきたので、一年教えたら辞めようと漠然と思いました。
10年以上勤めていた人の退職金が100万円超えなかったり、弟の友達が入社して三ヶ月で欝になったことや、笑いながら仕事中一人で泣くことが増えたのも決め手でした。

実際今思うのは、辞めてよかったの一念です。
あのまま勤めていたら考えることもできず、スキルもないからよそにも行けない、年齢ばかりが嵩んで得るのは老化と安月給だけという状況になっていたことでしょう。

ただ惜しむべきは、仕事自体はスッカスカだったので、会社の空き時間でエクセルワードを自学自習して於けばよかったということです。
今は気楽に派遣社員や契約社員で食い繋いでいますが、正社員という首輪のような感覚が恐ろしくて踏み切れないところではあります。

なお、色々な会社で働いていてスキルも資格も得ることができ、給料も格段に上がったので生活水準も上がりました。
すごく嬉しいです。

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今の職場に絶望を感じているあなたへ

あなたはあなたの人生のために働いているんですよ。
会社のために命も感情もすり減らす必要はありません。
転職というものは一度足場を失うから怖いでしょうが、それなら次を見つけて転職すればいいんですよ。
このまま現職を続けていって、あなたは一体何を得ることができますか？大丈夫です。
死ぬぐらいなら仕事を変えて、そんな会社を見限ってしまえばいいんですよ。
こちらが見限ってやるんです。
死ぬより怖いことがありますか？
幸せになりたいと思うなら、現職で頑張るのではなくて、新しい場所を探すためにもうちょっとだけ頑張りましょう。
その後で美味しい空気を吸えますよ。

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