私は当時34歳の女性でハンドバッグブランドの百貨店インショップ・通販雑誌の営業職でした。
仕事内容としては、全国の百貨店インショップへの営業職でした。
店舗の売れ筋状況を分析してより売り上げを上げるために工夫したり、百貨店の中でもよりいい場所により大きい店舗にする仕事をしていました。
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私がハンドバッグブランドの営業を退職したいと思った理由
百貨店を取り巻く環境が年々厳しいものになっており、各店舗の売り上げを上げることが毎月毎月本当に大変になっていました。
加えて販売員さんも若い社員は1~2年で退社し、50代の年長者ばかりで回す店舗も多くなってしまいました。
会社のブランドとして若返り(20代後半~40代のキャリアの女性向きブランド)をはかっており、その中でターゲット層ではない販売員さんしかいない売り場はかなり厳しいものがありました。
また、ハンドバッグを運ぶことはかなりの重労働になってしまうため、年配の販売員は納品を運ぶことも難しく、また、運んでもストックに入れることだけで精一杯になってしまっていたため、ストック場を整理整頓されておらず売りのがしも多々発生していました。
販売のマネージャーに相談してもマネージャーが50代の女性だったので中々意思の疎通も難しく「だったら年配者はやめろってことか?」「そうではなくて、台車を使ったり脚立を使ったり、良い売り場づくりを心掛けてほしい!」等、言い合いになってしまうことがよくありました。
そんな中でも会社からのノルマは厳しく、毎日毎日朝礼でゲキを飛ばされてばかりでした。
もう、無理だ、辞めようと思った時、チームの上司から私の分に課せられている数字をチームで少し分担しようと言ってもらいました。
今後、閉店や縮小していく百貨店が急速に増えてくことは間違いないとチームのみんなも感じていることでした。
新しい販路を開拓していくことを目標にチームで取り組みだしてくれました。
まだ、取り扱っていない店舗への催事を提案したり、通販雑誌に売り込みをしたりとみんな、一丸となって頑張ったことをよく覚えています。
ですが、結局、少人数でどうこうしようとしても上の人や現場に立っている販売員の意識が変わらなければ何をやっても予算が取れないことが身に沁みました。
こんなに頑張っているのに、家に帰ってからも何をすればうまくいくのか必死に考えて行動していたつもりですが、相変わらず売り場は汚く、数字に対しても意識改革ができない自分の親ほどのスタッフを見て私は疲れ切ってしまい、最後は逃げるようにやめてしまったのをよく自分でも覚えています。
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ハンドバッグ営業のノルマとは?
ノルマはありました。
自分の担当百貨店の合計をいくら以上の売り上げにしなければならないというノルマがあったため、買い取り店舗・消化店舗の商品バランスを把握し、また、販売員さん達がより売り上げに前向きになるような指導ををしていました。
かなり高い数字を課せられていたので本当に大変でした。
消化の店舗・買い取りの店舗それぞれを売り上げを分析して一番その店舗にとってよい商品を投入したかったのですが、ほとんどの商品が中国産であったため、納期が遅れたり不良が出て納品ができなかったりと大変でした。
営業個人のノルマもありましたが、チーム制だったのでなんとかチームで少しでも予算に近づけて社長から怒鳴られないようにもっていっていましたが、それでもかなり怒鳴られていました。
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ノルマ達成のために
問題のある店舗は週に3回、売り場を見にいきました。
少しでもやる気をだしてくれればと一人一人ミーティングをしたり、おいしいと評判のスイーツを差し入れしたり。
売り上げがよかった日の翌日は電話を入れて気持ちを共有するようにしていました。
ノルマも含め体力的精神的に限界がきて退職しました
毎日毎日同じことのくりかえし。
なんとか状況を改善しようと必死になっていましたが、何も変えることもできず、朝のミーティングではなぜ数字をあげれないのか?いい加減にしろ等のゲキも飛び、疲れ切ってしまい仕事に対する情熱がなにもなくなってしまいました。
退職後は半年ほど何もしませんでした。
何もやる気がおきませんでした。
その後、少しづつ月に10日程度のアルバイトをするようになりました。
キャラクター物のショップや期間限定のお土産屋さんの店員です。
日にちが少なかったり期間限定であるので責任もそれほどなく、今までの仕事仲間とは全く層の違う人達と一緒に仕事をしてなんだかとても新鮮です。
カリカリしている人もおらず、手すきの時には雑談をしたりとこんな働き方もあったのだと思いました。
営業のノルマなどで精神的に限界にきている方へ
頑張ることは財産になります。
それがうまくいってもいかなくても。
他人におこられたり悪口を言われたりしても頑張って努力したことは後々の自分の人生の励みになります。
私は精神的に参ってしまって退社しましたが、あのときは本当に自分やよくやったといまでも思います。
日常生活の中や家族・友人・知人との関係の中でも嫌なことや許せないこともありますが、あの時のあの経験から比べればまあ、たいしたことないや、と思えるようになりました。
また、当時の経験をいかして若いデザイナーさん達と出会う機会があり、今はアルバイトの傍らに若いデザイナーさん達にちょっとしたアドバイス等もさせていただいています。
昔だったらかなりきつい言い方をしていたと思いますが、今は思い通りにいかないことのほうが多い、100個頑張って1個うまくいけばラッキー、儲けた♪ぐらいなんだよと話しています。
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