住宅営業は激務で忙しい!ノルマも大変で心身共に疲れました。22歳男性の体験談。

 

               
             

 

私は22歳で男で注文住宅販売の営業をしていました。
仕事内容としては、ハウジングセンターにるモデルハウスに来客されたお客様に、自社の製品の魅力を伝える営業活動を行っていました。
また、契約後の土地の紹介、図面の作成、現場確認もしていました。

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私が住宅の営業を辞めたいと思った理由

私が辞めたいと思った理由は、給与に反映しにくい歩合制度であったこと、上棟し引き合わししても、思っていた以上に歩合が少なかったこと、それに対し、休みの日もお客様からの連絡によって、休日出勤をしないといけない事が多く、また、工務と営業を兼務していたため、思っていた以上に休みが取りづらかったことが辞めた理由です。

まず、給与に反映しにくい歩合制度というのは、入社時点で契約を取った際には、必ず歩合が貰えると説明があったにもかかわらず、実際は契約時の条件が満たしていた場合のみ、歩合が貰えるという内容であり、その条件というのも、契約時に手付金(契約時の一割相当)を現金で払えるかどうかというものであり、当時のお客様で、なかなか現金で一割相当を支払うお客様はおらず、契約を取っても、給与には反映しづらい環境に達成感が見出せませんでした。

また、契約後、上棟し引き合わしをしたお客様が何組がおり、契約時には歩合はつかなかったが、引き渡した後に歩合が貰える制度だった為、期待していたが、どの歩合も約10万ほどと、思っていた以上に少なく、売れば売るほど給与が貰えると思っていただけに、とても少なく感じ、達成感ややりがいが見いだせなくなっていきました。

また、この引き渡し後の歩合もどういったシステムで金額に換算されているのか、明確に提示されておらず、利益の数%が給与に反映されると、曖昧な説明で、これもまた会社自体を疑うきっかけにもなりました。

また、私は辞める間に毎月契約を1件取っていたのですが、どれもおおよそ上物だけで2500~3000万と比較的金額の高い注文住宅を販売しており、ある程度、利益も出ていると思って給与も期待していたのですが、額面を見るたび、その歩合も低く、また自分自身が見積もりを出し契約を取るのですが、利益がどれぐらいあって、利益率はどの程度なのか、わかるものはシステム上も何一つなく、グレーな給与システムであった為、将来長く働くことに対し、疑問を感じました。

さらに、住宅販売会社の性質上、土日は出勤、平日に休みをもらうのですが、お客様商売である以上、休みの日にも問い合わせなどが多々入り、休日出勤も多く、また営業だからということもあって、休日出勤手当も一切もらえませんでした。

また、振替休日というのもありませんでした。
そして、工務と兼務していたこともあり、多忙の割には給与も上がらず、グレーな体質の会社に嫌気がさし、辞める事にしました。

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住宅営業のノルマについて

個人でのノルマはありませんでしたが、チームでのノルマはありました。
毎月何棟契約、年間何十棟の契約目標がありました。

また、当時自社には3つのブランド=ランクがあり、最上位ブランドを年間何棟契約目標もありました。

飛び込み営業はしない社風で、あくまでもモデルハウスに来客されたお客様に営業活動を行うスタイルだった為、毎月のノルマは、モデルハウスに来客されたお客様の人数に比例するので、来客数が少ないと契約もそれに比例して下がってしまい、辛いと感じる時もありました。

また、個人のノルマはありませんでしたが、個人で契約を取らないと給与に反映されなかったので、モデルハウスに来客されたお客様を誰が担当するかの奪い合いがあり、それには疲れてしまいました。

ノルマを達成しなかった場合、特に罰則やペナルティはなかったのですが、契約を取る為、サービス残業をしてまでチラシを作製してり、アポイントの電話をしたりと上司からの圧力は相当にありました。

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結局心身ともに疲れてしまい退職しました。

結論から言うと、転職しました。
早々に見切りをつけ、転職サイトを利用して、数少ない休日に面接など転職活動を行いました。
務めていた会社が平日休みだったので、比較的転職活動を行いやすく、1か月ほどで新しい会社に採用され、辞める事になりました。

いつまでたっても、わからない歩合制度を貫くグレー体質な会社、休日まで出勤してもあまり変わらない給与、毎月契約しても上司から怒られ、こんなにも頑張っているのに、なぜ、結果がこれだけなんだろうかと考え、達成感ややりがいを見いだせず、さっさと新しいところで頑張ろうと思い、辞めました。

転職するにあたり、当時勤めていた会社の不満点、特に給与に対して不満があったので、その点を重視して転職活動を行いました。
結果、給与も納得できる会社、さらには休みに対しても納得できる会社に勤める事が出来ました。
今振り返ってみても、以前勤めてた会社は今では業務縮小をしており、転職して正解でした。

また、休日はしっかりと休む事が出来るようになり、生活スタイルも安定しており、心が荒むことも少なくなりました。

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ノルマ、給与、待遇で悩んでいるあなたへ

給与に関しては、今後の見込みがあれば続ければいいと思いますが、見込みがないなと思ったら、生活していく上で、お金は必要なので、転職することをお勧めします。
また、休日出勤も多く、それもまたサービス出勤やサービス残業などが当たり前となっているのなら、それは間違いなので、ちゃんと手当てがでる会社に転職する、もしくは、務めている会社にきちんとその内容を訴える事が大切です。
あなたの人生はあなた自身、また、今のご時世、入社した会社を長く勤めなければならない風潮はないのですから、不満があって変えたいのであれば、転職するのも一つの方法です。

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