マタハラの職場での事例！私は子供を守るために仕事を辞めました。今は幸せです。

私は当時30歳女性で小売業の受付をしていました。
仕事内容としては、お出迎え、お見送りは勿論、ご用件伺いから席へのご案内の後にお茶出し。
たまに商品やサービス内容の説明、ショールーム管理や勧誘まで様々な事をしておりました。

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INDEX

1 私が小売業の受付を退職しようと思った理由
2 結局はお腹が子のことが心配で辞めました
3 マタハラで悩んでいるあなたへ

私が小売業の受付を退職しようと思った理由

まず、いじめを受けていました。
お局からの攻撃に耐える事5年。
その間に、後輩までも自分の方へ取り込み、私への当たりがどんどん強く。
有る事無い事色んな人に言いふらし、私の立場を落とす事に躍起になっているようでした。
よくよく色んな人に話を聞いていると、自分が言ったことを全てわたしが言った事としていたりと、私も次第に我慢の限界に。
しかし、逃げる事だけはしたくなかったので、結婚して妊娠するまで耐えました。
冷静に考えると何も悪い事などしていないので。

無事に結婚し、妊娠をすると、別の所に問題が。
実は結構重労働だったので、上司に妊娠の期間だけでも職種を変えてくれないかと提案をしたのですが、もっと上の人間の判断でそのままになり、泣きながら仕事をすることに。

悪阻もキツくなってきたタイミングで上司も変わってしまい、新しい上司に言われた言葉が「もっと笑ってもっと動いて仕事しろ」。
案の定その日のうちに出血をして産婦人科に飛び込む羽目に。

幸いにもお腹の子は無事でしたが、このままでは子どもが大変なことになるかも。
そう判断した私は、体調が思わしくないと思った日は堂々と休むように。
上司ではなく周りの人には仕事の確認を取りながらではありましたが、随分楽に。

それでも、まさかの「妊婦を働かせすぎだ！」というクレームもあり、第三者から見る自分は頑張り過ぎているんだなと初めて理解しました。
クレームも産休直前の出来事だったので、特にクレームの影響を受けないまま産休に入ってしまいましたが、2人目も欲しかったので、もうこの会社はキッパリ辞めよう。
と、その時に決意しました。

元々上の人間の、つまらない事に大金を使って社員には一円も還元しなかったり、目標だけはバカみたいに高く設定して残業しなければ達成出来ない程なのに残業をするなとイキナリ言い出したり、お金の無い人間に社員旅行を強制しようとする考え方など賛同できない所がこれでもかと言うほどにあったので、辞めて本当に心から良かったと思っています。

ちなみに辞める際に上の人間に報告をしたら、以前にお前の代わりはいくらでもいると吐き捨てた事を忘れたかのように、迷惑だのなんだのボロクソに言われ、辞めるんじゃないとしつこく言われました。

辞めたい意思や私という人格さえも全否定され、居続けるわけないだろうと思いながら、固い意志を押し通し、無事に辞めることが出来ました。
人生でこんなにも後悔しなかった事は無かったので、清々しい思いです。

辞めると決めてからはちょっと開き直り、上司に直接その「笑え、動け」などという言葉は言うべき言葉ではないと言いました。
確かに仕事なので少々体調を崩す位で笑顔を失くす事はしませんが、事が事だったので。

大変お怒りのようでしたが、言わなければまた言われるのが目に見えていたので遠慮なくお伝えしました。

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結局はお腹が子のことが心配で辞めました

結局は、何よりもお腹の子どもを優先したカタチがこのように辞めるという結果になったと思っています。
出血をした時は、血の気が引くとはこのことかと思いましたし、命を守らなくてはという責任感がグッと強まったのだと思います。

辞めた後は無事に第一子を出産。
一歳になったら社会復帰しようかと思っていましたが、主人と話し合い、第二子を先に授かるのを優先し、奇跡的に授かり出産しました。
今は子供達に振り回されながらも充実した幸せな毎日を送っています。
もう少し2人が大きくなったらパートを始めるつもりです。

パートではあるけれど、仕事を探すのは容易ではないと思うので、不安は確かにありますが、以前の職場を離れる事で得られたものは大きく、本当に本当に辞めて良かったと思っています。

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マタハラで悩んでいるあなたへ

今の状況が辛いなら、無理をする必要はないと思います。
自分の体調に関係してくる場合は特に。
もし、お腹の中に子どもがいるならば、その命を守れるのはお母さんであるあなたであって、周りの人ではありません。
何が優先か、考えれば分かること。
確かに周りに迷惑も掛けるかもしれません。
しかし、きちんと周りに理解を求めれば、打開策をみんなで考えてくれるはずです。
話す事をせずに理解を求める事は出来ません。
まずは話しましょう。