私は当時25歳の女で引っ越し会社の法人営業をしていました。
仕事内容としては、街の不動産屋さんを訪問し、パンフレットを置かせて頂いたり、そちらで賃貸や売買契約をされたお客様に、当社の引っ越し会社を勧めていただいたり、お客様を紹介していただけるようにお願いする仕事でした。
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私が引っ越し会社の法人営業を退職しようと思った理由
何かとミーティング等で早朝出勤があり(9時始業のところを6時半ミーティング開始等)その分早く退社できるかといえばそうではなく(18時終業のところ22時退社が常)残業代も月に15〜20時間までしかつけてもらえず、それ以上残業してももみ消される毎日に、嫌気が指したことが第一です。
また、体調を崩しても有給休暇を使わせてもらえず、欠勤すれば罰金として給料から天引きというシステムでした。私は営業で、チームでの仕事は無く個人で仕事を取ってくる業務でしたので、私が急に1日休んだところで誰にも迷惑は掛けない状況でしたが、みんなが好きなように有給を取れないのに若い女の社員が取るのはおかしいという時代錯誤な感覚を押し付けられ、上場していたというのに有給休暇をなかなか取らせてもらえませんでした。その1、2年後にようやく嫌味を言われながらも有給休暇を取らせてもらえる雰囲気ができてきましたが、世の中の流れに対して会社や社員の意識は非常に遅れていた印象です。
男性がメインの会社で、若い女性はほとんどいなく(20人いる事務所に2人いるかどうかくらい)、いても社内の誰かと不倫をしているか付き合っているかで風紀は乱れきっていました。子供が生まれたばかりで、いつも家族の話をしていたおっとりした男性の上司が、たいして美人でもない事務の若い女性と不倫をしていると知った時は吐き気がしましたし、人間不信になりかけました。私自身も40代の妻子ある男性の先輩から、言い寄られたり、退職したあとまで連絡がきて休日に出掛けようと誘われたりと非常に面倒に感じることが多々ありました。女性が少ない職場の為、女性の取り合いになることは想像に容易いですが、働いていた女性のモラルの低さも相まって社内で幾人もの人と気軽に関係を持ち、男性社員が皆兄弟という状況になっている人もいました。そのような女性社員たちは今も辞めずに働いているので、そのような環境が居心地が良いのだと思います。
またセクハラ等も酷く、上司が平気でお尻を触ってきたり『良いケツしてんな』と言ってきたり、肩を抱いてきたりと毎日がとても苦痛でした。それをやめるように咎める上司もおらず、皆見て見ぬ振りか一緒に笑っていました。
休日も会社の携帯が鳴るので仕事をしなくてはいけなかったですし、出ないと厳しく怒られました。ディズニーランドで会社からの電話に対応した時にはほとほと嫌になりました。外回りの営業でのストレスも相まって、次第に常に瞼が痙攣するようになり、ホルモンバランスも崩れ生理は不規則になり、女性にも関わらずヒゲが生えたりと、健康に不安を感じ始めたのも退職を後押ししました。
外回りの営業でしたので、息抜きの時間(お茶したりウィンドウショッピングしたり)を意識的に作ったり、とにかく仕事の効率を上げて早く帰れるように工夫しましたが、事務所に早く戻っても、上司に睨まれて結局早く帰ることができずに事務所の電話を取らされ続けました。
退職のきっかけはホルモンバランスが崩れたことです。
やはりヒゲが生えたことです。こんな思いをして、身体を壊してまで働かないといけない意味がわからなくなりました。また、このようにホルモンバランスが崩れたままでは、将来子供が産めない身体になるのではないかという不安もありました。
退職後、有給休暇消化中に韓国とニューヨークに旅行に行き、今までの鬱憤を晴らしました。有給休暇を消化しきったあと2ヶ月ほど短期のアルバイトをしながら仕事を探し、契約社員のインフォメーションカウンターの仕事に就きました。給料は下がりましたが、女性だけの職場の為セクハラ等から解放され、基本的に定時で退社もでき、有給休暇は使い切りなさいという会社の指示で休みも多く、働きやすい環境でした。最終的に責任者を任されるなど非常に充実していました。転職して正解でした。
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今が辛いと感じているあなたへ
当時の私は今振り返ってみても最悪な環境にいたなと思います。しかし、退職する際には恨みつらみだけで無く、『非常に良い経験をさせてもらった』と思いながら退職しました。その場に流されず、モラルを失わずに、私の軽蔑した女性社員のように自分がならずに過ごせたことが、大きかったと思います。そうしていたことで、常に冷静でいられ、学ぶべきことだけを学べた気がします。また、酷い労働環境でしたが、その経験があったからこそその後に就いた仕事が非常に楽に感じました。お客様から怒鳴られることも多々ありましたが、その後のインフォメーションカウンターの仕事で同じような状況にあっても非常に冷静に対処できました。それらのことから、人生には無駄なことなんて一つもないということを身を以て感じました。どんなことからも学べますし、それは自分をレベルアップさせますので、前向きに過ごしてほしいと思います。
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