私は当時25歳の女でクレジット会社で取り立てをしていました。
仕事内容としては、クレジットカードの返済、ローンの返済が遅れている顧客に直接、電話をかけて振り込み依頼をしていました。
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私がクレジット会社を退職しようと思った理由
短大卒業したばかりの20歳だった私は右も左も分からずに管理部に所属されました。入ってすぐに何人も男性が電話で怒鳴っているのを聞いてびっくりしました。その管理部は返済が遅れている顧客に対して取り立てをする部署でした。
男性正社員が8人、女性正社員が6人で他は自衛隊を退職されて年配の男性バイトが15人くらい、女性バイトが20人と圧倒的に社員よりもバイトが多い部署でした。
女性正社員4人のうち、私以外の3人は取り立てをしない顧客のパソコン上の管理の仕事で、私を含めあとの男性正社員、年配男性バイト、女性バイト全ては取り立ての仕事をしていました。
顧客は返済遅れの年数で分けられて初期段階では女性が1年以上と長期なると男性に変わりました。そんな中、私も男性と一緒に長期滞納の顧客を受け持たされていました。
1年以上も滞納する顧客は、中には病気などの事情の人もいましたが、ほとんどが客層が悪く電話してもすぐに切れらたり、逆に怒鳴られたりしていました。しかも中にはしつこく名前を聞いたりして逆恨みされるのではないかととても怖くなりました。また電話ばかりでなく会社に来てもらって遅れている代金を再契約していただくというそんな人達の接客もしなければなりませんでした。
直属の部長もすごく怖い人でいつも誰かを怒っていました。ある日、顧客と私との間にトラブルがありました。支払った代金が違う名前で振り込まれていたたために処理できずにいて、それを分からずにそのままいつものように私が取り立ててしまったので、相手がすごく憤慨されて会社に怒鳴りこんで来られたのです。当然、部長が相手をして長い間、平謝りに謝り、やっとこの顧客が納得して帰られた後に、私が部長にこっぴどく怒られました。
その後の部長の私に対する風当たりも強くて部長に怒られて顧客にも怒鳴られて、他の女性社員とも違う仕事に対して「なぜ私だけ」という不満もあり、毎日泣きながら会社に行っていましたがとうとう我慢できずに辞めたい事を父に相談しました。父は「まだ1年しか経っていない、すぐに判断せずにもう少し頑張ってみてはどう?次にすぐに再就職とは難しいよ。」と頭から反対はせずに静かに助言してくれました。
また偶然にすぐ近くの旅行会社で働いていた友人にも相談したりしました。その友人にも多くの不満をいつも聞いてもらい、友人もそんな職場は辞めた方がいいと自分の上司にも相談してくれました。
父に相談した時に頭から反対せずにまずは受け入れてくれて、静かに助言してくれた事を深く考えて、確かに手に職もなく転職は難しいと思いもう少し頑張ってみようと思いました。また旅行会社で働いて友人に相談したらその友人がすぐに自分の上司に相談してくれたのです。しかし当然、まだ正社員で辞めていない私が採用される訳がなく断られました。しかし手を貸してくれた友人のおかげですごく心が軽くなり、また元々女性の多い会社で仲がよい社員もいましたので、愚痴を聞いてもらって過ごししていました。
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結局英会話学校に通い、留学しました。
父の言葉や友人の上司の事でやはりすぐに再就職は無理だと思い、その会社に行きながら何か手に職をつけようと思いました。そんな中、その会社には旅行クレジットの部署もありその部長がすごく優しい人で旅行会社の友人の事も知っていてその部長の誘いで仕事が終わった後に英会話に行くようになったのです。
直属の部長も私の頑張りをやっと分かってくれて優しくなり、5年は続ける事ができました。しかし英語を使った仕事がしたいという思いが強くなり、辞めてイギリスに留学しました。
5年間その仕事をしながら、英会話だけは休まず続けていくうちにレベルが上がってきて、旅行部長と行っていた日本人の先生は辞めて外国人の先生に教えてもらうようになりました。日常会話くらい話せるようになり、もっと向上したいと思い5年間自分が働いて貯めたお金でイギリスに短期留学した後に、帰国してすぐに子供英会話の仕事をするようになりました。
今思えば、あの入ってすぐの時に辞めなくて良かったと思っています。父の言う通りすぐには再就職できずにいただろうし、したとしてもまたすぐに辞めていたかもしれません。
辛くても続けて良かった思います。自分1人で悩まずに周りに相談したのもすごく助けられて良かったと思っています。
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新入社員で毎日が辛いと悩んでいるあなたへ
20歳の学生だった時は許されていたり、甘えていたのが社会人になり、今までとは違うんだと思い知らされたあの頃。あの会社まで怒鳴りこんで来られたお客様、今となっては当然だと思えます。お客様に頭を下げるという事ができずにいたのですから。その時に泣きながら母にも相談したら「ここはぐっと我慢して明日、部長さんにもう一度謝ってごらん。謝る事は絶対に悪い事じゃないよ。」と。そうなのかと何となく、腑に落ちないまま、翌朝部長に謝りました。
今思えば部長も人間、その時に素直な態度を取った私に少し角が取れたんだと思います。それに気づいたのはすごく後でしたが、辛い日々も周りに相談した事も全て今の自分に繋がっているんだと思うと、一つ一つが無駄な事ってないと思います。
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