上司と合わない、辛い、辞めたいストレスフルな24歳女性の嘆き。

私は24歳の時に化学工場で開発業務をしていました。

既存の製品を改良して、新しい製品を開発する研究をしていました。
研究室で様々な条件で実験を行い、必要な性能を発揮できる製品を作成できる条件探しをしていました。

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INDEX

1 私が開発業務を退職した理由
2 退職してみて思うこと
3 上司とのそりが合わないあなたへ

私が開発業務を退職した理由

上司との相性が悪かったからです。
もともとの上司が昇進と共に違うチームに移動になり、新しく上司になった人物は、別部署から来た人でした。
最初はわからないことを教え合って上手くやっていけたのですが、だんだんと態度が大きくなり、チームの雰囲気も悪くなり、協力しあって作業するような雰囲気ではなくなりました。
しかし、仕事である以上、一緒にやらなきゃいけない時もあります。
仕方なしにやるのですが、それでいっそう雰囲気が悪くなるような悪循環でした。
直接衝突しあうこともあれば、上司からのリアクションがなくて困ることもありました。

例えば、備品の購入には上司の許可がいるのですが、私個人が使うわけではない、作業の必需品のようなものを代表して発注することもあるのですが、そういうものの許可がいつまでもおりず、別チームの上司に承認を頼んだこともありました。

一度嫌いになってしまうと、もういろいろなことが嫌になってしまいます。
例えばデスクが片付いていないこと、飲み会での発言など、直接仕事には関係ないことにまで嫌悪感を抱くようになってしまいました。

そうなってしまうと仕事がスムーズには進みません。
話し合いが上手くできなくなるからです。作業の方針や実際の方法など、お互いが「自分が正しい」と意地を張り合い、相談せず独断で作業すれば失敗することもあります。
安全第一の職場でしたので、上司が失敗すると、再発防止のために仕事の自由度が減ったり、毎日のミーティングが追加されたりと、さらに仕事がやりにくくなって、それもストレスでした。
今思えば私自身ももっと大人の対応をしていればよかったなと思うこともあります。
実際、周りの人の多くはそうしていたな、と今ならわかります。
あの頃の私は余裕がなかったなと思います。

でも、周りの人の大人の対応にすらイライラして、「なんでみんなあの人に対して私ほど厳しい態度をとらないんだろう」とまで思っていました。
それでも周りの人は、大人の対応だったのかもしれませんが、私にも親切にしてくれて、フォローしてくれたのでなんとか仕事を続けていけていました。
いっそさっさと辞めてしまった方がここまで関係がこじれず、辛い思いをすることもなかったのかな、と思うこともありますが、当時は辞めたい辞めたいと思いつつも仕事を続けていました。
周りの人にはとても心配や迷惑をかけてしまったと思います。
それでも仕事内容に関してだけは迷惑をかけないように努力していました。

正直な話、余りに辛かったので、職場のメンタル系の相談窓口（社外）に電話して、カウンセラーさんと話すようになりました。
メンタルクリニックにも行き、睡眠薬や頭痛の薬を処方してもらいました。

最終的には、当時の彼の職場が遠方だったので、結婚するとなると仕事を辞めるのは必然だったので、結婚退職という形でなら経歴としても悪くないし、しばらく失業保険でまったりしようと思って「結婚します」という形で退職しました。

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退職してみて思うこと

退職後は結婚、妊娠、出産、現在子育て中ですが、再就職の難しさから、やめなければよかったなと思うことは多いです。
生活はすごく楽しくて、不眠も頭痛も治り、幸せを実感していますが、経済的には幸せとは言えません。
正社員の職をあまりにも簡単に手放すような心境になったことで、当時の上司を恨ましく思うこともあります。
ただ、結婚するなら距離的にどうしても辞めなければならなかったので仕方ないと思うようにしています。

上司とのそりが合わないあなたへ

辛いなら無理せずに周りに頼って、少し休んでみても良いんじゃないでしょうか。
休職や相談窓口など、会社で使える仕組みは全部使ってでも、心を落ち着ける方が良いと思います。
辞めるにしても辞めないにしても、心が健康な状態で、あとあと後悔が少ないような結果を選べるようにすることが大事かなと思います。
ただ、どっちにしても「あぁしておけばよかったのでは」と思うのではないかと思います。そういう時に、今ある幸せを大切にしたら良いと思います。

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