私は22歳の女で食品関係の営業をしていました。
仕事内容としては、一般のお宅に、飛び込み営業(戸別訪問)をし、食品等が掲載されたカタログの説明や、商品説明を行いました。
または、食品サンプルを希望した方にテレアポを取り、訪問。
その場で契約書の記入を勧める仕事内容でした。
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食品営業のノルマの内容
私の会社のノルマは、当時は、1ヶ月で平均23件以上の契約が必要でした。
ゼンリンの住宅地図を渡され、それを元に、戸別訪問で契約した場合、1件とカウントされ、アポを取って契約した場合は内容に差はありますが、平均0.2件でカウントされました。
一週間で6件の契約を平均して取っていかないと、達成には難しい状況でした。
また、ノルマ以上の契約を取っても個人のインセンティブは無く、各営業所全体でのノルマ達成に重点が置かれていました。
私はノルマ達成するために、まず、資料を読んだり、先輩方から教わったりと、商品情報の蓄積に努めました。
また、いかにインターホン越しで断られないように、玄関先で食品サンプルを活用し、その場でのお試しを促したりしました。
ノルマが達成しなかった場合は、私は正規職員だっため、バイトスタッフやパートさんに示しが付かない事もあり、進捗にて達成が難しい可能性があった場合、月末に追い込みをかけ、休日出勤や、夜も戸別訪問をしました。
それでも達成しなかった場合は、翌月にノルマがいかなかった契約数を持ち越し、達成を促されました。
また、毎日、メールで配信される営業日報にて個人の営業成績が公開されているため、達成したかどうか会社全体に公表されていました。
そのため、達成しなかった場合、その情報が皆知っているため、居心地悪い感じがしました。
私のノルマの達成状況は、営業に配属された最初の方は順調でした。
勢いで駆け抜けていた感じでしょうか。
しかしながら、時間が経ち、立ち止まって考えてしまうと、これをずっと続けていけるのだろうか?
残業続きで、自分の食生活が荒れたり、家の掃除をせず疲れて寝てしまったり・・・。と、だんだんストレスが溜まり、今までの自分のテンションを上げて、勢いで契約を取るというパターンが辛くてなってしまった時から、達成状況が悪くなっていきました。
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私が退職しようと思った理由
毎日、一軒づつインターホンを押し、取りつく島もない冷たいお断りを繰り返し聞いていると、自分は何をやっているんだろうと悶々とする思いが溜まっていきました。
また、一軒一軒訪問していると、うるさいと怒られたり、変わった方に捕まってしまったりと怖い思いをする事もありました。
そんな毎日を送っている中、突然、インターホンを押すのが怖くなってしまった事がありました。
チームの人や、上司から色々アドバイスを頂き、とにかく1日100軒のインターホンを押す!と、越えやすいノルマをまず設定して取り組みましたが、やはりインターホンを押す気になれず、押せて、対話が出来たとしても営業トークで粘る事はせず、あっさり帰ってしまう状態が続けてしまったため、辞めたいと思うようになりました。
ノルマについては、順調な時は、営業日報のチェックも流れ作業で大して気にもしていませんでしたが、達成が厳しい状況になってくると見るのも嫌でした。
職場の雰囲気は、皆さん優しくフォローしてくれて大変ありがたかったですが、それも続くと重石になってきてしまいました。
自分が頑張らなきゃいけないのに、頑張れない・・・営業トークで粘らなきゃいけないのに粘らない・・・どんどん自己嫌悪のスパイラルに陥ってしまいました。
何年かしたら、部署の異動があるだろうという望みだけで、なんとか動かない自分の手足を動かすのにウンザリという状況でした。
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社内異動に望みを託し辞めませんでした。
辞めなかった理由は、異動があると思っていたので、とにかくノルマが達成出来なくても、居心地が悪くても、続けようと思っていました。
また、周りの方のサポートもあり、この会社が取り扱っている商品は好きだったためなんとか続けていく事が出来ました。
あとは、転職して正規職員にまたなれるかどうかわからないご時世のため・・・というのもありました。
2年間営業でしたが、その後、他の部署に異動したりと、その会社の様々な側面を見る事が出来、結局、7年間勤めました。
辞めた理由は、その会社が自転車操業に近い事をしており、先はあまり無いなと判断したためです。
今は、辞めてよかったと本当に思っています。
現在は、別の外資系の会社に勤めております。
正規職員では無く、契約社員ですが、自分の時間が沢山取れるようになりました。
もちろん給料も減ってしまいましたが、営業や残業で自分の生活や精神を擦り減らすより、今の生活が気に入っています。
訪問営業で精神がすり減っているあなたへ
無理しないで下さい。頑張れ・あなたなら出来るって言ってくれる人もいるけど、結局、自分自身との戦い。
営業に疲れて、自分の生活が荒れてきたら危険信号だと思います。
生活が荒れると、肌も荒れちゃうし髪もお手入れ出来てない・・・そんな人から、商品を買おうとは誰も思ってくれない。
すると、更に契約が取れない・・・こうなると1回、休んでみたらいかがでしょうか?
この辛い思いを乗り越えられたら、パワーアップ出来るかもしれない。
でも、出来なくても自分を責めないで。
他に行って頑張ればいいんだから。
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