私は22歳の男で大学卒業から３年間食品関係で配達をしていました
仕事内容としては、主に乳製品を販売していました。一般販売ではなく担当エリアでのレストランや喫茶店への定期配送です。他社の取り扱いがある場合は一本化してもらえるよう営業をかけたり新規取引先へ営業をかけたりするのが主な仕事でした
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乳製品の配達のノルマの内容
私の会社のノルマは数値にして１ヶ月に７万円新規で売り上げを増加させるというのが目標値でした。既存の取引先でも新規の取引先でもどちらでも良いのでとにかく売り上げをあげるというものでした。季節物の取り扱いもあったためそういった物を紹介していったり配達の際倉庫を覗くことがあるためその時に他社で仕入れていて自社で取り扱いがあるものであれば紹介をしていくというものでした。この７万円という数値は前年の売り上げに対して２０％増加させるのを目標とした数値です。配達営業以外に営業専門の人間もいました。
私はノルマを達成するために既存のお客さんに商品を紹介していくということを主に行っていました。新しく出る店は限られていますのでそれよりも今現在コミュニケーションを取れているところで売り上げることを考えていました。
ノルマを達成しなかった場合は、短期的には特に何か言われることはなく影響はありませんでした。給与が減らされるといったことはありませんでしたが中期長期と影響はありました。まず中期的にはボーナスに反映され、新規売り上げ開始から３ヶ月の売り上げの１ヶ月当たりの平均値の数％を１回限りボーナスに上乗せといった形で反映されていました。長期的にはもちろん評価に反映されており数値が良いと営業専門の部署に異動したりなどがありました。
私のノルマ達成状況は最初は達成できることもありましたが売り上げが上がることにより配達が追いつかなくなり営業をする時間がなくなって行きました。売り上げが上がれば普段の配達の時間が掛かるため達成が難しくなりだんだんと達成できることが減っていきました。普段の給与には反映がありませんでしたがボーナスに大きく影響していました。
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私が乳製品の配送の仕事を辞めようと思った理由
辞めようと思った具体的なことは、とにかく達成するにつれて労働時間が長くなるという特性があったためです。ボーナスへの反映後は特にメリットがありません。もちろん売り上げを下げてはいけませんので売り上げが下がらないように日頃の仕事を行い隙あらば営業をかけて達成していきますがそれによりさらに仕事量が増えていくというのが問題点でした。当然のように残業代も出ないような仕事でしたので担当エリアの労働期間が長くなるにつれて仕事時間が長くなりただ普段の仕事をこなしていくだけの仕事となっていました。エリアの見直しについはごく稀にありましたが基本的に変わることはなかったためとにかくただ辛くなっていくというのが問題でした
ノルマについて職場ではさほど焦りなどはありませんでした。ほとんどの人間が目標達成しようとする人がいなかった、というよりも時間が基本的にできず達成しなくてもお咎めもなかったため達成しようと活動する人はいなかったようにいます。あとは新規店ができるなど運の要素も強かったため目標は達成できたらラッキーというような様子でした。また金額もかなり曖昧な数値の付け方だったため実際にさほど売り上げが付いていなくても申告をしたりといったことがありました。
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結局会社に将来性が見出せず退職しました。
仕事内容もさることながら上司を始め経営陣の話や風貌を見た際に絶対に自分はそうなりたくない、話を聞いたり見ているだけで憧れと正反対の感情が湧いてきたというのが大きな理由でそれ以外にも辞めずに残っている人がプライベートでも問題がある人が多かったため。
辞めて転職をしました。労働時間が過労死ラインを超えていたため労働時間を優先して転職を行いました。
後悔は全くありません。前職の様々な点を冷静に見直してみてもどれも法律的には違法な上古い会社体質であるため改善の見込みはなく過労死している人もいたため客観的見ても自分の主観で見ても辞めて正解、プラスしかなかったと言い切れます。会社体質は簡単に変えることができませんがもっと条件の良い仕事はいくらでもあると思います。”
今の会社が辛いと悩んでいるあなたへ
とにかく会社を辞めてみるというのがオススメです。残業時間４５時間以上を証明できれば失業保険がすぐにもらえます。一旦辞めてから転職活動をしても若い方ならすぐに仕事は見つかるし辞める勇気を持つというのが一番大切だと思います。労働時間が長く転職活動ができないというのもわかりますが言い訳に過ぎない部分もあります。将来のことをしっかり考えた行動、辞めても意外となんとかなりますよというのを死にかけで悩んでいる人に伝えられたらと思います。
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