私は当時47歳の男で営業職を主とした香港法人と中国法人の総責任者になって10年を経ておりました。
仕事内容としては、香港法人では欧米向け既存顧客に対する売り上げ強化や、新規顧客開拓のために業界内外の展示会へ出展、社の弱みをカバーしていただける協力サプライヤーを発掘するなどしておりました。
中国法人は製造工場ということもあり、もの作りの場として大手メーカーからの生産委託を戴くべく、開発者と同行するなどして海外・国内出張を通じての営業活動を活発に行っておりました。
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私が香港法人、中国法人の営業職を退職しようと思った理由
まず辞めたいと思った最大の理由は、体の健康面の悪化が挙げられます。この最大の理由を確定付けたトリガーが2つありました。
1つ目は娘がかねてより望んでいたフィンランドの高校で一般の学生と同様に勉強すること、つまりその高校入学の許可が得られたこと、
2つ目は同国への居住許可証が家族全員に下りたことです。過去最悪の健康診断結果を受領したのが、この2つの吉報が立て続けに起こった二ヶ月後でした。
当時、職位としては香港商社と中国工場の2ヶ所の現地法人の営業主体総責任者でありました。給与面や福利厚生等の待遇に大きな不満はなく、又部下や既存顧客にも恵まれ人間関係上の大きな問題も特にありませんでした。しかしながら健康面においてのみ、診断結果が想定外に悪かった事をきっかけに不安を持ち始めました。香港の離島と中国広東省佛山市間を毎週往復(片道4時間)しながら、本社と連携を取りながら、両法人の売り上げや利益アップを睨んだ営業活動を振り返った時、今までの勤務状態、勤務環境や生活習慣が、知らず知らずのうちに体に大きな負担をかけてきてしまったのだ、いつの間にか家族はおろか自分の体のことをも慮ることもなく、数字の上昇ばかりを追い求めてきたのだ等と、と深く反省するようになりました。
このような反省化の中、会社を辞めた場合、収入は激減することは目に見えていたので、妻や周囲の意見もそうですが、会社を辞めずに私のみ中国香港に残るという選択肢はありました。但しその場合、健康を取り戻せるという強い自信はありませんでした。会社の財務状況、自分の置かれた職位、立場、健康を害した体そして今後辞めた場合の収入をどうやりくりして行くのかについて深刻に考え始めました。
会社を辞めずに収入は維持安定出来ても、健康を害していては元も子もない、やはり健康はお金では買えないこと、つまり、このまま同じ会社で就業をしても自分の体を改善することは至難であると実感してしまったのです。更に、20年以上1つの会社で勤めたことで視野が狭くなっているのではないか?自分の人生を永い目で見た場合、このタイミングで辞めることで、一度人生をリセットし、体の改善作りに専念することが先決であると思い立ちました。
暫く収入は途絶えども、娘と妻が選んだ森と湖の国・フィンランドに赴き、今まで僅かな時間しか接しなかった家族との時間を取り戻しつつ、自身を静養させる道、つまり退職しようと決断するに至りました。
異なる分野への興味の幅を広げ、より多くの転職先を見出すこと。具体的には、古い固定観念にとらわれない感覚で展示会視察に行ってみる、異なる分野の方々との交流を広げる努力をする。長所、短所等自己分析をし、長所を更に磨きをかけて生かせる仕事先を見出すこと。
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収入が不安でしたが、健康診断の結果を受け退職しました。
辞める決断をしたきっかけは、健康診断の結果が過去最悪となった為であり、健康を害してしまった理由は自分の健康管理が上手く出来ず、社長のポリシー、会社の社風、会社の状況に翻弄されて職務遂行に励んでいた為と考えます。そして、自らが会社を辞めなければ、自身の体の健康を取り戻すことは出来ないと判断いたしました。
辞めた後、妻が先にフィンランドに渡って起業した会社で雇われております。今振り返っての心境は、第一に退職して正解だったということです。空気が澄み渡り、水が美味しいフィンランドで生活を始めたことで、とても健康的になりました。身長に対する体重がほぼ標準値に戻っており、食生活は塩分や油接種がかなり減ったため、血圧の薬の摂取も半減。
国民性なのですが、残業は基本的にせず余暇の時間を大切にする風土なので、早めの夕食を取れるようになり、その後は森を散歩したり、趣味の時間を楽しめるようになりました。退職していなかったら、短命の道を選択したことになっていたと思います。
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やはり健康が何より大事だと思います。
サラリーマンって会社の至極大切な歯車ではあるけれども、自分を見失わないこと、家族あっての自分であり家族を見失ってはいけない。年を重ねるごとに食生活、睡眠時間に意識を働かせ、日々反省することが健康を害さない秘訣ではないかと思います。今日一日を振り返り、自分はどれだけの人々に、どれだけのことを尽くすことができたのか、を思える習慣を身に付けられたら、あなたから幸福の香りが広がりをみせ、周囲にも良い影響を与えることでしょう。
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