営業で残業代出ない、残業手当無しが当たり前の環境にいるあなたへ。独立するのも一つの手です。不動産仲介業34歳男性の話。

私は34歳の男で実需用の売買仲介営業をしていました。
仕事内容としては、ポータルサイトからお問合せ頂いたお客様に対して、電話・メールにて物件の紹介を行います。複数件の内見を行い契約を作業を行います。

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INDEX

1 私が不動産の売買仲介営業を辞めようと思った理由
2 結局環境が変わらなかったので退職することにしました。
3 営業で業務量が残業と業務量が半端ないあなたへ

私が不動産の売買仲介営業を辞めようと思った理由

給与体系が大幅に変わり、歩合給が大幅に減額されてしまいました。
営業職という事で売上金額に応じた歩合給の支給がありました。営業職なので残業時間が長く通常、残業代の支給はありませんでした。
歩合給の支給がモチベーションの維持につながっていたのですが、労働時間は短くならない、お給料は減らされるとポジティブ場なイメージを持つ事が出来なくなり仕事をしていく上でモチベーションを維持する事が出来なくなりました。

実際のどれほどの労働時間だったかというと実働で9:30～23:00です。
休憩時間は1時間ありますが、基本的に外食をするのではなくコンビニ等で食事を買ってきて事務所で食事をとっていました。事務所で休憩をしているので1時間の休憩時間を取れる事が難しく13時間程の労働時間だったと思います。

始業前に出社をしても就業時間を早める事は出来ず、早めの時間に帰ろうとすると何かしらの理由を付けて作業をさせられます。その上でも早く帰ろうとすると帰りずらい雰囲気を作り、遅い時間まで仕事させようとされました。
半休を取った時、ひどい時は午後出を強要させられる時もありました。午前出ですと早く帰られてしまいますが、午後出であれば夜遅くまで残らせて仕事させる事が出来ます。
遅くまで仕事をする事に美学を感じている方の様で、効率的・効果的をいう事には全く関心を示してもらえませんでした。

1ケ月ほど、始業時間の1時間前に出社をし仕事をしていたのですが、就業時間は23:00と全く早出をする意味がありませんでした。早出での作業を伝えても意味がなく労働環境を改善してもらうには至りませんでした。

労働時間は変わらずに歩合給は当初、提示されていた金額よりも約60%カットされる事になりました。
歩合給があったので労働環境に目をつぶる事が出来ていましたが、歩合給が大幅にカットされてしまったら作業量・労働時間等、共にバランスが取れずに働いている意義を感じる事が出来なくなりました。

お金が全てではないとは思いますので、労働環境とお給料のバランスについて話し合いをお願いした方が良かったかとも思っています。
会社の仕事量が増えていくに従って何故、お給料が減っていかなければいけないのか。コストカットの観点から、営業会社では個人に対する負担が増加傾向にあるのかも知れません。微増でもお給料が増えてくれるのであれば仕事量が増加したとしても耐えられたかもしれないのになと思います。

自分なりに改善しようと、始業1時間前に出社して仕事の効率的に進められるように工夫しました。最も時間がとられるのは事務作業系の仕事になります。電話等や上席からの指示が無いので事務作業の効率が非常に良く時間の短縮につながりました。

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結局環境が変わらなかったので退職することにしました。

自分なりに労働環境を改善するしてもらえる様、工夫をして仕事に努めました。給与体系を変える事は難しいと思ったので時間の短縮出来る様に自分の仕事の見直しを行い改善していった。ただ、効率的に仕事進めた結果、仕事の量が増やされるだけでした。

やめた後は会社に就職するのではなく個人事業主としてフリーで仕事をしています。前職の会社員時代ではではあまり良い思い出はありませんが、良い経験は出来たのではないかと思います。前職経験が無ければ自身の仕事を見直す事もありませんでしたし効率的な仕事の仕方も考えなかったと思います。個人事業主として事業を営んでいる現在、効率的な仕事の仕方等、仕事の内容を考える事が出来ているので良い経験をさせてもらえたと思っています。

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営業で業務量が残業と業務量が半端ないあなたへ

個人の負担が多くなっている営業の方は多くなってきていると思います。作業量をこなすことが出来る様になれば個人で事業を営んでいく事も出来ます。個人で事業を営む事が出来ればお給料は自然と高くなってくると思います。会社に骨をうずめる覚悟を持つ必要はありませんが、目先の事だけでなく長いスパンで人生を見て下さい。長いスパンで人生を見てもらうと仕事の仕方が変わってくると思うので、明るい将来が見えてくると思います。