会社内でいじめにあい退職。税理士法人の保険の営業！24歳女性の体験談。

私は当時24歳の女で事務、営業をしていました。
仕事内容としては、税理士法人所属の保険代理店部門で顧問先に対して、保険の営業をしていました。主に診査や契約、最終確認と細かい内容説明を行っていました。

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INDEX

1 私が税理士法人の保険営業を退職しようと思った理由
2 結局生きるために辞めました。
3 今の仕事が辛いと思っているあなたへ

私が税理士法人の保険営業を退職しようと思った理由

辞めたいと思った理由は、拘束時間が長かったからです。
月曜から金曜日まで、７時出社、２１時退社、さらに土曜日も出社するという生活でした。
直行直帰の日など、始発に乗り終電で帰ったことも珍しくありません。
取り扱う金額も、新卒1〜2年目の身にしてあまりに多く、とても責任のある仕事を任されていました。
多くの責任のある仕事を任せて頂き、当時部として力を入れていた商品も多々扱い、成績は良かったのですが、いつも責任感に押しつぶされそうでした。

取り扱っていた商品の数も多く、当日その商品の内容を頭に叩き込んでから客先に向かうという付け焼き刃な営業を行なっていました。
保険という仕事内容も、入社して、配属されてから勉強したので、素人以下の知識から大型の案件を提案するようになるまで、3ヶ月も無かったと思います。
責任のある仕事、金額の多い仕事を任されていて、充実し嬉しかった反面、いつも責任感に押しつぶされそうでした。

たまたま、入社１年目にも関わらず多くの仕事、大きな仕事を任されていただけなのですが、その事がノルマ達成が遠い先輩に目をつけられる要因となったのかは定かではないですが、数人の先輩からいじめのようなものにあい、だんだんと精神を病んでしまいました。

幸い、上司はとても素晴らしい方で、仕事では本当に厳しかったですが、仕事が終わったあとには、とても気を配ってくださって、どうにか仕事を続けていました。
しかし、２度ほど原因不明で倒れ、精密検査を行っても依然として、原因不明という事態に陥り、「頑張る」という気力だけでは保たないと気付きました。
また、お客様先に直行する際、電車のホームでふらっと飛び込みそうになったこともありました。その時も何かを考えて、思いつめていたわけではなく、本当に何も考えずにふらっと飛び込みそうになりました。

１度目に倒れた件と飛び込みそうになった件、両方を考えた時に、「この仕事を続けていたら、自ら命を絶ってしまう」と思い、上司に相談し、１度は続けていく予定でしたが、いじめもひどくなる一方で、このまま続けていても何も改善しないと感じ、２度目に倒れたあと、再度上司に相談し、時期を見て辞める事となりました。

先輩たちは最後まで本当にくだらない事をひたすらネチネチ言ってくるタイプで、むしろ他の上司に咎められていたのに改善する気配がなかったので、さっぱりと縁を切りたいと思った事、続けても未来が見えなかった事、判断能力のあるうちに決めてしまおうと思ったので、職歴は浅くなってしまうのですが、生きたいという思いが勝りました。

いじめについては、私にも原因があったのだと思い、他の同期から先輩に聞いてもらったり、上司に相談したりを積極的にしました。
体調については、２つの病院で精密検査を受けました。精神的な病を疑われたのですが、転職を考えて、心療内科等には行かず、診断は受けませんでした。

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結局生きるために辞めました。

もう、生きていけないと思ったからです。自分が意識をしなくても、大丈夫だと思っていても、無意識に死のうとするので、いつの日か自分で自分を殺してしまうと思ったので、この会社を退職するという決断をしました。

転職を考えていたのですが、おつきあいをしている方からプロポーズを受け、結婚する事になりましたので、転職はしませんでした。しかし、相手が転勤族なので、婚約期間中は実家に帰り、在宅でもできる仕事を見つけ、勉強の真っ最中です。

現段階では今の会社にアルバイトとして通っています。正社員の打診も受けましたが、事情を説明し、納得頂いて、アルバイトのまま続けています。結婚と同時に在宅ワーカーとなり、今の会社を退職して、個人事業主となります。もちろん、今の会社と縁が切れるわけではなく、個人事業主としておつきあいを続けていきます。今では無意識のうちに死を選ぶような事も無くなり、充実した毎日です。

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今の仕事が辛いと思っているあなたへ

無理をする事も大事な時もあるけれど、決して無茶をしてはいけません。自分はまだやれると思っていても、体がついていかなかったりして、「ゆがみ」がおきます。早くゆがみに気づいて、心と体のバランスを保ってあげないと、自分で自分を殺して周りの人たちにも迷惑をかけますし、自分も報われません。
仕事なんて、死ぬくらいならやめた方がいいんです。でも、辛いからといってすぐに辞めないでください。
もっともっと自分を客観的にみて、どこまでなら自分がやれるのかを過信せず見つめてください。